In Japan – 2015 from Vincent Urban on Vimeo.

   

いつもと同じ風景でも、視点が変われば、異なる景色に見えてくる。

ドイツ人クリエイターのVincent Urbanによる「In Japan – 2015」は、日本人の発想とは少し異なるインスピレーションを与えてくれる映像作品だ。

Vincent Urban、Alex Schiller、そしてAlex Tankの3人は、東京、大阪、京都、広島を3週間かけてまわり、映像を撮影したのだとか。

  

In Japan – 2015

 

電車の扉が閉まり、動き出す。

 

 

In Japan – 2015

 

日本の「KAWAII」を象徴するアイコンといっても過言ではないきゃりーぱみゅぱみゅさんの映像が出現したかと思えば、「これぞ日本の伝統」というべき舞妓さんが登場。

 

 

In Japan – 2015

 

スピード感のある映像とアップテンポなBGM。おじいさんが突然歌い出す。

 

 

 

In Japan – 2015

 

東京タワーとスカイツリー。東京を象徴する2つの塔も映像の中に収められている。

 

 

In Japan – 2015

 

映像は中盤に差し掛かり、風景に切り替わる。

 

In Japan – 2015

 

圧巻の美しさ。

 

In Japan – 2015

 

映像の終盤、今度は ”人” にフォーカスした映像になる。「撮影されていることを意識していない自然体の人たち」を映す。交差点を歩く人、走り回る子供、そして人々の笑顔が流れる。

 

ここまでは、ハッと息を呑むようなシーンや、美しい風景の映像により、感嘆を誘っていた。しかしラストで「日本の日常風景」を見せることにより、観る側は現実に戻されたような感覚になってしまう。他人事のように見ていた風景も、過去と現在が混ざり合う特殊な文化も、すべて “私たちが生きる日本” なのだと痛感されられるようだ。

 

当たり前のように過ごしていると、忘れてしまうような「日本の美しさ」を再確認する体験をもたらしてくれる作品である。