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「風の歌を聴け」、「羊をめぐる冒険」、「村上ラヂオ」、「村上朝日堂」……。村上春樹作品のファンならば、これらの作品の共通点に気付くのではないでしょうか? 実はこれらの作品の装丁を飾っているのは、独特な世界観を作り出すイラスト。8月7日までちひろ美術館にて、「村上春樹とイラストレーター – 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸 –」が開催されています。4名のイラストレーターは、それぞれどんな村上作品の表紙を手掛けたのでしょうか? 作品とともに紹介します。「この表紙、見たことある!」と思うこと間違いなしです。

 

村上春樹の初期3部作の表紙を手掛けた佐々木マキ

 

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佐々木マキ「風の歌を聴け」(講談社)表紙<企画展>村上春樹とイラストレーター - 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸 -

 

佐々木マキのイラストは、デビュー作である「風の歌を聴け」、続いて「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の初期3部作の表紙を飾りました。これらの作品は、村上がかつて経営していたジャズ・バーにて飾られていたことがあります。しかし今回のように大々的に公開するのは初の試みです。

 

「村上ラヂオ」に必要不可欠な大橋歩の銅版画

 

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村上ラヂオ (新潮文庫)Amazon.co.jp

 

「anan」に2000年から2012年まで断続的に掲載された「村上ラヂオ」の銅版画を担当したのは、大橋歩です。シンプルながらも個性的な大橋の作品が、村上のコラムに寄り添うようにして花を添えています。

 

和田誠と村上春樹による音楽をテーマにした共作

 

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ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)Amazon.co.jp

 

村上といえばジャズに関しての造詣が深いことでも有名です。そんな彼がエッセイを書き、和田がミュージシャンの肖像を描いた作品が「ポートレイト・イン・ジャズ」。村上の全集のデザインをするなど、音楽をテーマにしたコラボレーションを続けています。

 

村上春樹が最も多くタッグを組んだ安西水丸

 

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村上朝日堂 (新潮文庫)Amazon.co.jp

 

村上が最も多くコンビを組んでいるイラストレーターが、安西水丸です。「村上朝日堂」シリーズをはじめ、安西が亡くなる2014年までの30年以上、数多くの作品を共作しました。

 

企画展は8月7日まで開催!

企画展は8月7日までちひろ美術館にて開催されています。村上作品のファンであれば、一度は訪れてみたいですね。

 

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緑豊かなちひろ美術館、疲れたらひと休み。

 

関連リンク
<企画展>村上春樹とイラストレーター - 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸 -